健康な体づくり

意外と知らない日傘の選び方

6月になり陽気もあたたかく、日差しも強い日が多くなって来ました。 皆さんは日頃日傘を使ってますか?今回はこれからの季節に欠かせない日傘のお話です。

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イメージ/写真:無料写真素材 写真AC

日傘は紫外線予防だけじゃない?

まず日傘の目的といってすぐに思いつくのは「紫外線予防」ですね。もちろん紫外線を予防しないと、日焼けやシミ、そばかす、皮膚がんなどの原因になってしまいます。紫外線は1年中降り注いでいますが5月~9月がピークです。そんな女性の天敵である紫外線をお肌から守ることはもちろん大事ですが、日傘の機能として他にも、太陽の日差しを防ぐ「遮光効果」、熱を通さない「遮熱効果」等があります。

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日最大UVインデックス(解析値)の年間推移グラフ/ 出典:気象庁ホームページより

表記に注意!

では具体的にどこに注意すればいいのでしょうか?簡単にまとめてみました。いずれも、タグの表記を見てみてください。ポイントは「遮蔽率(UVカット率)・遮光率・遮熱」の3点です。

まず遮蔽率(紫外線カット率と記載されていることもあります)というのはどれだけ紫外線を防いでくれるかです。数値が高い方がより紫外線を防いでくれます。加工しない生地でも黒など濃色でしたら90%ある生地もありますので、99%以上を選ぶといいでしょう。

次に遮光率について。表記に「遮光傘」「一級遮光」等と書かれているものがいいでしょう。

*日本洋傘振興協議会(JUPA)では、JIS規格試験に基づき、遮光率が99%以上の生地を使用した日傘を「遮光傘」、遮光率が99.99%以上の生地を「一級遮光生地」と呼んでいます。

最後に遮熱についてですが、遮熱を数値で謳ったものは多くは見られませんが、日本洋傘振興協議会(JUPA)では、JIS規格試験に基づき、遮熱試験をクリアしているものは遮熱マークが貼られていますので、参考にするのもいいかもしれません。(マークがないからといって、遮熱指数が低いというわけではありません)

ポイントは、光が99%カットされているからといって紫外線も99%カットされているわけではありませんので、遮蔽と遮光の両方を兼ね備えているか、という事です。

遮蔽率が高い=シミ。そばかすを防ぐ
遮光率が高い=涼しく感じる

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遮熱・遮光マークについて/出典:日本洋傘振興協議会ホームページより

白か黒か?

世に見られる日傘は白や黒が多いですね。では機能的にはどちらがいいのでしょう?白は紫外線を反射して防ぐのに対し、黒は紫外線を吸収して防ぎます。どちらも紫外線は防いでくれることに変わりはありませんが、黒の方がやや紫外線カット率は高いといえます。ただ表面の記事の色がどんな色にせよ、UVカット加工を施していれば、効果は十分にありますのでお好みの色を選べばいいでしょう。

表面の生地色は何色でもいい、ということが分かりました。では内側の生地色はどうでしょうか?内側は地面からの照り返りますので、内側は黒のものを選ぶと顔や体にあたる光を防いでくれます。ただ、完全に防げるものではありませんので、日焼け止めクリームなどと併用するといいでしょう。

日傘にも寿命がある!?

UVカット加工をされている日傘は使っていくうちにコーティングがはげて、効果も薄れてきます。一般に、UVカット可能の寿命は約2~3年といわれていますので購入してからある程度年数が経ったものは注意をした方がいいでしょう。
尚、寿命を少しでも伸ばすためには、水に濡らさない、摩擦を防ぐ、市販のUVカットスプレーを吹き付ける等、お手入れをしてあげるとUVカット効果は長引きます。

日傘派?晴雨兼用派?

機能的な部分は分かりました。ではデザイン的な部分である素材についてはどうでしょうか?日傘といったらどんなものを想像しますか?綿生地や麻生地で出来たものを想像されるでしょうか。最近では雨傘にUV加工を施した晴雨兼用傘(メーカーによっては雨晴兼用と呼んでいるメーカーもあります)や日傘にはっ水加工をした晴雨兼用傘等も増えてきています。綿生地や麻生地等の天然繊維生地で出来たもの、綿とポリエステルを混ぜた生地はなんといっても素材感、見た目が涼し気ですが、合成繊維に比べると重いです。持ち歩く物としてはできるだけ軽い方がいいですよね。合成繊維の晴雨兼用傘は雨には強く、軽いですが見た目の涼しさには欠けるものが多いです。清涼感を求めるなら天然繊維のものがいいと思いますが、持ち歩くことを考えると合成繊維の方が機能的です。

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写真:無料写真素材 写真AC

日傘の選び方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ご紹介したのはあくまで参考ですが、日傘選びの際にはちょっと気にしてタグをみると、日傘選びの際の決めてとなるかもしれません。

《おさらい・・・日傘選びのポイント》
①遮蔽率(UVカット率):99%~
②遮光率:遮光傘(99%~)、一級遮光(99.99%~)
③遮熱の表記
④内側が黒

傘生地の素材は好みですが、私のお勧めは、近所など荷物が軽くて雨が降りそうにない時は(綿麻などの)日傘を使い、遠出や雨が予想されるときは(合成繊維の)晴雨兼用傘を持つ、という使い分けた方法です。毎年夏になると熱中症で病院に運ばれた、というニュースをよく耳にします。そうなってしまわないよう、皆さん外出する際には少し邪魔かもしれませんが、命には代えられないですので、男女問わず1本持って出てみてはいかがでしょうか?

また最近では目からの光も日焼けの原因と言われてますので併せてケアをされた方がいいかもしれないですね。
文=編集部


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