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シニアチアの祭典「シニアチアフェスタ2017」

いま、テレビや雑誌でも注目を集めている「シニアチア」。そのシニアチアの祭典「シニアチアフェスタ2017」の様子を、昨年に引き続き、取材してきました。チアダンスを華麗に踊る姿は、チーム平均年齢が60歳を超えているなんて、とても思えません。

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2017年9月24日に横浜・関内ホールで行われた「シニアチアフェスタ2017」。演技をしているのは「日本橋三越カルチャーサロン・M’s Venus(エムズヴィーナス)」/撮影:弓削ヒズミ

記念すべき10回目の大会には全17チームが参加

日本シニアチア協会が主催する年に1度の大会「シニアチアフェスタ」が、2017年9月24日(日)、横浜・関内ホールにて開催されました。出場チームは、東京近郊を中心に、福井県、愛媛県、愛知県のチームもエントリー。全17チームが、日頃の練習成果を披露しました。

今回、記念すべき10回目の大会ということもあって、ホールの前には、開場時間前から多くのお客さまが並び、ほとんどの客席が、あっという間に埋まっていました。出演者たちも緊張をしながらも、表情の奥では、大会を楽しもうとする気持ちが見て取れました。

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開場と同時に多くのお客さんが入場。客席はすぐに満席状態となった/撮影:弓削ヒズミ

大会オープニングは、日本シニアチア協会オフィシャルユニット「Team JSCA(チーム ジェスカ)」によるデモンストレーションからスタート。激しいハードロック曲に合わせてアグレッシブなダンスを披露しました。出場チームと審査員を紹介した後、ステージと客席の全員で「エンジョイ・フェスタ!」と手を挙げながら大きな声でコール。フェスタの本編が始まります。

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平均年齢60歳、最高年齢71歳の日本シニアチア協会オフィシャルユニット「Team JSCA(チーム ジェスカ)」のチアダンス/撮影:弓削ヒズミ

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「エンジョイ・フェスタ!」の大コールで、会場には一体感が生まれた/撮影:弓削ヒズミ

チーム最高齢73歳が所属する「東急セミナー BE たまプラーザ・Windy-α(ウィンディアルファ)」を皮切りに、次々と各チームが登場し、素晴らしいチームワークの素敵なダンスを披露。シニアチア人気を反映してか、新規メンバーが加入し、昨年よりも高度なフォーメーションに挑戦したチームが増えたように思います。各チームともダンスや衣装に工夫を凝らし、自分たちの特長をアピールしながら会場を沸かしました。最後は、アラウンド70の日本シニアチア協会「JSCA Masters(ジェスカ マスターズ)」で、すべてのエントリーが終了しました。

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さまざまなスタイルでチアダンスを披露するチーム。個性あふれるパフォーマンスと笑顔でお客さんたちを盛り上げていった/撮影:弓削ヒズミ

審査が終わり、結果の書かれた封筒が各チーム代表者に配られます。全チームで一斉に開封すると、それぞれ歓喜の声が上がります。「チアスピリット賞」「チームワーク賞」「フォトジェニク賞」「ベストスマイル賞」「審査員特別賞」「準日本シニアチア協会賞」「日本シニア協会賞」と、各賞にごとに記念品が贈呈されました。今年2017年の日本シニアチア協会賞は「日本橋三越カルチャーサロン・M’s Venus(エムズヴィーナス)」の皆さんでした。

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第1回のシニアチアフェスタから10回連続出場している「M’s Venus(エムズヴィーナス)」。抜群の結束力で、日本シニア協会賞を手に入れた/撮影:弓削ヒズミ

努力を重ねたからこそ、達成感に満ちた参加者たちの表情

後日、日本シニアチア協会の代表理事・渡邉映衣子さんにコメントをいただきました。

「10回目の開催となりました今回のシニアチアフェスタ、10年連続出場チームもある中で、初参加チーム、初参加メンバーも多数いらっしゃり、過去最高の参加人数での開催となりました。各地で活動するシニアチア仲間が集結し、会場内には自他祝福の声援が飛び交いました。回を重ねるごとのレベルアップを感じるなか、目標に向けて努力を重ねたからこその達成感に満ちた表情は、とても可愛くキラキラ輝いていました。皆様のご協力で無事に開催できましたことを、心より感謝いたします。
また次の1年のスタートです。立ち止まっている時間がない私たち、自分の身体と上手く付き合いながら、仲間と一緒にシニアチアで進化を続けていきます」。

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圧巻のフィナーレは、協会オフィシャルユニット総出演によるチアダンス/撮影:弓削ヒズミ

文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2017年9月取材


日本シニアチア協会

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