健康な体づくり

リズムにのって、踊ってみよう! ラテンダンス!
《ルンバ編》

シニア向け講座で「社交ダンス」が人気を集めているそうです。ジルバ、ブルース、ルンバなど、若かりし頃の思い出を再び、体験してみませんか。今回は「ルンバ」を取り上げてみます。新日本ダンス連盟所属の杉並洋志さんを講師にお招きし、社交ダンスを学んでみましょう。

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撮影:弓削ヒズミ

関連記事=2017年1月30日掲載『リズムにのって、踊ってみよう!ラテンダンス!《ジルバ編》』

正しい姿勢への3つのポイント

キューバ発祥といわれる「ルンバ」は、ラテンダンスのなかでも、特に情熱的な踊りです。ルンバをマスターするには、ラテンダンスの基礎をしっかりと身体に覚えさせることからはじめましょう。

杉並先生は「どのダンスにも共通しますが、踊る時は姿勢を正しくしてください」と、ダンスの基本は「姿勢」ということで、正しい姿勢のポイントを3つあげてくれました。

①目線を少し上げ気味にする
②肩を上げずに背筋を伸ばす
③胸とお腹の中間、横隔膜を上げることをイメージする

ラテンダンスの基本は「体重移動」

ラテンダンスを踊るうえで重要なのが「体重移動と、そのタイミングの取り方」で、体重移動がスムーズに行えるようになれば、上達への道に近づくことができます。

まず簡単な体重移動のトレーニングを。
①楽な姿勢で両足を揃えて立つ
②足は床から離さず、右足を横に開き体重を乗せる
③右足の体重を左足に移動
④右足を左足に揃える
⑤左足を横に開き体重を乗せる
⑥左足の体重を右足に移動
⑦左足を右足に揃える
これを何度か繰り返す。

動画●クカラッチャ(前から見たもの)

動画●クカラッチャ(後から見たもの)

この時、姿勢は上記の要領でまっすぐ正すこと。体重を乗せ変えるときは身体が横に傾かないようにします。

男性の"足がた"を覚えよう

男性の基本的な"足がた"を習ってみます。まずは動画を見てみましょう。

動画●男性の足がた

動画●男性の足がた/左右がわかりやすいように後ろから見てみます

【基本立ち】最初は左足に体重を乗せて立つところからスタート
(※丸囲み数字はカウント)

①左足から右足に体重を乗せ替える
②左足のつま先を外に向けながら前進
③右足はその場に置いたまま体重を戻す
④左足は右足の横少し後ろに

①左足に体重を乗せる
②右足を後退させる
③左足はその場に置いたまま体重を戻す
④右足は左足の横少し前に

この繰り返しとなります。

女性の"足がた"を覚えよう

次に女性の基本的な"足がた"を習います。まずは動画を見てみましょう。

動画●女性の足がた

動画●女性の足がた/左右がわかりやすいように後ろから見てみます

【基本立ち】最初は右足に体重を乗せて立つところからスタート(男性とは逆になります)
(※丸囲み数字はカウント)

①右足から左足に体重を乗せ替える
②右足を後退させる
③左足をその場に置いたまま体重を戻す
④右足は横に出す

①右足に体重を乗せる
②左足を前進させる
③右足をその場に置いたまま体重を戻す
④左足を横に出す

この繰り返しとなります。

杉並先生のポイントは「注意しておきたいのは、体重を左右に乗せ替える時、腰を横に突き出さないようにしましょう」ということです。

ペアになってルンバを踊ってみよう

ルンバの基本的なステップを元に踊った動画を見てみましょう。

動画●1例

ステップの名称:
①クローズ・ホールドでベーシック・ムーブメント
②ファン・ポジション
③ホキィー・スティック
④ニューヨーク(通称)の右左右
⑤スポット・ターン
⑥ハンド・ホールドでオープン・ポジション
⑦クローズ・ポジションでナチュラル・トップ
⑧オープニング・アウト
⑨クローズド・ヒップ・ツイスト
⑩ファン・ポジション
⑪ホキィー・スティック
⑫ハンド・ホールドでオープン・ポジション

動画●2例

この動画では1例の⑪からの続きになります。
ステップの名称:
⑫ではハンド・ダブル・ホールド
⑬ハンド・トゥ・ハンド(男性の左手と女性の右手を離す)右左右
⑭スポット・ターン
⑮ホキィー・スティック
⑯ハンド・ホールドでオープン・ポジション

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撮影:弓削ヒズミ

最後に杉並先生からひとことです。
「前回のジルバの時と同様、体重移動は足の外側ではなく、『ボール』と呼ばれる足の親指の付け根あたりを意識しましょう。なかなか慣れないかもしれませんが、ダンスには欠かせないので、ぜひ覚えてください。それにバランスをとる練習が多く含まれているので、シニアの方には特に体幹を鍛えることにも繋がります」。

安全に気をつけながら、楽しく、レッツ、ダンス!!

文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2017年3月取材

※ダンスを行う前は、かならずストレッチや柔軟体操を行いましょう。
※レッスンをするときは、適度な水分補給や休憩を入れ、健康に注意しながら行います。


《監修・協力》
杉並洋志(すぎなみ・ひろし)
新日本ダンス連盟東部総局審査員、杉並ダンススクール代表。奥様・政江さんとのペアで、多くのダンス競技会に参加し、数々の受賞を重ねる。現在は個人やグループレッスンの講師として、若手の育成を行っている。
杉並ダンススクール公式サイト

杉並 洋志

《モデル・協力》
YOKO
2006年までJDC・ラテンA級選手として国内外(イギリス、インドネシア、香港など)の競技会に参戦。今は杉並ダンススクールにて骨盤ダンスエクササイズ、キッズダンスのレッスンをしている。

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