趣味や愉しみ
西武園ゆうえんちが「ALLWAYS 三丁目の夕日」に変身!?
西武園ゆうえんちから楽しいニュースが飛び込んできました。そのコンセプトがシニア世代にも楽しめるものでしたので少しご紹介します。
昭和をモチーフにしたテーマパークに生まれ変わる!
西武園ゆうえんちをご存じでしょうか?1950年に開業した埼玉県所沢市にある遊園地です。 近年入場者数が激減しており、 1988年度には年間入場者数194万人を突破したものの、その後は徐々に減少を続け、2017年度には約49万人とピーク時の1/4まで落ち込んでしまいました。
が、ここは一番、大改革!老舗の遊園地が、2021年に大変身を遂げるとのこと。総事業費約100億円を投じて、改装開業するというニュースが入ってきました。どんな変身を遂げるのか?その内容がシニア世代には興味深いものになっているのです。
1960年代をイメージした”あの頃の日本”を再現
なぜ、今回の思い切ったリニューアルコンセプトになったんでしょうか?
西武ゆうえんちを運営する、西武レクリエーション株式会社のプレスリリースには下記のように発表してます。
コンセプトは「心あたたまる幸福感に包まれる世界」。一歩足を踏み入れると、そこは希望にあふれ、幸福感に満ちている懐かしいあの頃の日本。人は皆、前向きで元気。人々は情緒的につながり、ひとりひとりを無条件に受け入れてくれる安心感と優しさにあふれています。
1960年代をイメージした”あの頃の日本”は大人世代にとっては懐かしい空間であるとともに、若い世代にとってはむしろ新鮮で、しかも「みんな幸せそう」「あたたかい」といったポジティブな印象と結びついています。おせっかいなほど人情味あふれる人懐っこい人々との触れ合いにあたたかい幸福感を感じられる場所を造りたいと考えました。
<発表資料>
2019年9月5日発表 西武園ゆうえんちのリニューアルを決定 盛岡毅率いる「株式会社刀」と協業します。より引用
新しい遊園地では、あのころの町並みの再現、おせっかいなほど人懐っこい当時の人々との触れ合いや、懐かしい食体験、予定調和ではない人情味あふれるライブパフォーマンスが体験できるとのこと。
これは、あの名作映画「ALLWAYS 三丁目の夕日」の実体験ができるものではないのか?!と。
これだけでも、レトロ好きな筆者は開業が待ち遠しいのですが、特に注目したのはこの一説。
「おせっかいな街の人との交流など、人情味溢れる世界が体感できる」
ということらしいのです。
そう感じさせるような、キャストが仕込まれてたりするんでしょうか?
オープンが待ち遠しくなります。
そういえば、横浜のラーメン博物館もレトロ感満載で、一定の支持を得ていますからね。さすがにスタッフの方たちは普通に現代のスタッフたちですが、改装後の西武園ゆうえんちは、昭和テイストなキャストもいるということでしょうか。
ランニングシャツ一枚で、鼻水が出てるようなイガグリ小僧が、メンコで遊んでるとか・・そんなキャストが居たら拍手喝采ものでありますが(笑)
この60年代という設定、シニア世代にはなんとも懐かしく、あの頃に戻りたい衝動にかられてしまうのですが、古くも新しい昭和の風情。
若い世代にも新鮮に感じられるのではないでしょうか。
シニアの心の洗濯場として、西武園ゆうえんちは復活を遂げるのでしょうか? 非常に楽しみなところです。
オープンしたあかつきにはお孫さんを連れて、ではなく”一緒に”訪れてみてはいかがでしょうか?
オープン時期は2021年を予定。
文=シニアマスターM(編集部)