社会の知識を学ぶ
保険を選ぶポイント①
多くの保険会社、多くの保険の種類から選ぶ
人生にはいくつもの節目があります。結婚、子供の誕生、死別などの家族の変化や、住宅の購入、退職など環境の変化によって、ライフプラン(人生設計)は変化します 。それに合わせて、保険も見直したほうがよいようです。
生活環境の変化は、保険の見直しのタイミング
「保険には、生命保険(死亡保険、医療保険、がん保険、介護保険、学資保険など)、損害保険(自動車保険、火災保険、家財保険、旅行保険、傷害保険など)など、たくさんの種類があります」と木川正博さんは言います。
株式会社ライフプラザファイナンシャルデザインの代表取締役社長 木川正博(きかわまさひろ)さんは、ライフプランのスペシャリストとして、多くの人のサポートをしています。
株式会社ライフプラザファイナンシャルデザイン
代表取締役社長 木川正博さん
定年退職を間近に控えた人たちからの相談は、「年金暮らしに備えて、更新で保険料のあがる生命保険は止めて、最低限の死亡保障のある、保険に入り直したい」というような具体的なものが多いそうです。
支払う保険料と支払われる給付金を比較して、どうするべきかーーという内容の相談に対して、木川さんは、今後の人生設計を考えたうえで、一度、すべての保険を見直すことを勧めています。いまは昔と違って、保険の内容も随分変わっており、保険と名の付くすべての種類のなかから“もっともよい組み合わせ”を見つけることができるというのが、理由です。
株式会社ライフプラザファイナンシャルデザインは、複数の保険会社商品を取り扱う乗合代理店です。
「人にはそれぞれの思いがあるように、保険についても同じです。私たちの仕事は保険を通じて、お客様を一生涯をお守りすることです。万が一に備え、経済的不安を無くし、お客様にとって大切な人を守ります。コンサルティングを通じて、お客様一人ひとりのライフプランに合わせて、オーダーメイドの保障を提供します」(木川さん)
保険は、人生設計の大切な要素
木川さんは、大学卒業後に旅行会社に就職しましたが、32歳の時にソニー生命保険株式会社から誘われて転職しています。転職した理由を尋ねると「保険は人生設計にとって大切なもの。つまり、人生にかかわる提案ができるということに魅力を感じたのです」ということでした。
「保険は人生において大切なもの」
ソニー生命保険株式会社を経て、2008年、株式会社ライフプラザファイナンシャルデザインを設立。『ほけんの窓口』市川店をオープンしました。
来店型保険ショップが注目されている理由
保険業界では、店舗に自分から足を運ぶ人はいないと思われていた「来店型保険ショップ」。『ほけんの窓口』は「来店型保険ショップ」のひとつです。木川さんが千葉県市川市にショップをオープンしたころは、『ほけんの窓口』という名前も知られていなかったので、「薬局ですか?と聞かれたことも」あったそうですが、予想以上にニーズはあったようです。
『ほけんの窓口』ショップで取り扱う保険会社は35社。
多くの保険会社と代理店契約しているということは、ユーザーにとっては保険の種類や内容も豊富になって、多い材料のなかから自分に最もふさわしいものを選ぶことができるというメリットになります。
「保険を選ぶポイント? 来店型保険ショップの利点を上手に活用する」に続く
文=水楢直見(編集部)2016年8月取材
株式会社ライフプラザファイナンシャルデザイン