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もう悩まない!同窓会幹事さんに朗報

『シニアTODAY』はシニアに関連するトレンド情報やサービス商品などをご紹介するコラムです。「人生100年時代だから知っておきたい、知って得する」情報を取り上げていきます。経済からファッションまであらゆるテーマを分かりやすく書いていきます。

シニア世代の楽しみの一つに、「同窓会」がある。
毎年行っているグループもあれば、数十年ぶりの皆と会う、という方も。確かに楽しが、企画実施する幹事側は結構大変だ。そこで登場したのが「同窓会幹事 代行会社」。企画立案から実施まで、全てを丸投げで任せられる非常に便利なサービスだ。

実は筆者も同窓会もどきを今年1月に開催した。中学の学年会で、人によっては40数年ぶりに会った人も。場所は、音楽ライブハウスを使い、バンド演奏も披露しながらの宴席という、ちょぃと準備が必要なもの。

イメージ/写真:写真ACより

で、どうだったか?というと・・・
大盛況で大好評。
参加した方たちからは、「次もぜひ!」と続編を希望する声が多く、その声をうけて、「よし、次も開催しよう!」と思ったが、問題が一つある。準備が非常に大変だったのだ。
当日の受付や清算もさることながら、そこに至るまでも大変だった。
ちなみに、今回どんな準備をしたかと言うと・・・。

・場所・時間・内容といった基本的な概要
・参加者のリスト整備~招待者への連絡
・料金の設定、会場との交渉、当日の出し物の設定
・今回はバンド演奏だったので、バンドメンバーとの交渉
・様々な経費の計算
・幹事への依頼~仕事内容の相談
・当日の不測の事態に備えての準備(キャンセルが多い場合の費用負担の問題など)
簡単に書き出しただけでも、これだけある。

40名~50名程度での開催だったが、かなり大変だった。しかも私一人でやってるわけでもない。これ、人数が何百人とかだと、いったいどうなるんだろう?

イメージ:イラストAC

次回も同じ手間が生じるかと思うと・・・・「うーん」となってしまうなあ。
きっと、こんな悩みを感じてる方は多いんだろう。

そこで、同窓会幹事代行会社の存在が光ってくるわけだ。
で、調べてみた。どんな代行会社があるんだろうか?一体何をどこまでやってくれるのだろうか?と。

こんな情報はネットで幾らでも出てくるのだが、一応代表的な会社を上げてみた。

 笑屋(しょうや):メディア掲載多数!大人気の業界最大手
 当日の運営サポートをしてもらえ、とかく忙しい幹事も参加者と一緒に楽しめるとうたっている。

 同窓会ネット:業界一の老舗。「絶対安心」のサービスを提供
 各種SNSでの写真アップサービスなどもやるようで、ネットが不得意なシニアには心強いといえる。

 同窓会本舗:同窓会だけでなく、パーティー全般に対応
 料金は、「参加者×人数」というシンプルな設定。当日キャンセルありの安心プランが嬉しい。

 同窓会プロ:事前準備だけの「お手軽プラン」+オプションあり。
 面白いのは「同窓会完全マニュアル」プレゼントもあるようで、経験のない幹事も事前に知識を持てば慌てなくてすむかも?です。

 同窓会フォーユー:案内状作成のみのシンプルサポートプランもあり


 公式サイトを見ると「¥5,500」のみ!他費用はかかりません!と堂々と歌っています。安心プランが売りのよう。

※各注釈は、会社のうたい文句で、私がそう思ってるわけではない。

などいろいろあるようだ。
で、肝心のサービス内容だが、かなり至れり尽くせりだ。
会場手配、専用サイトの作成(!)、案内状の発送、出欠確認、当日の進行、清算手続き、等。

「必要だと思われる、あると良いな」と思われる内容は全て網羅されている。といって差し支えないだろう。

意外だったのは、キャンセル料がかからないという会社が多かったことだ。参加者のドタキャンとかにも費用が不要だという。勿論一定ルールがあるのだろうが、これは有難いサービスだと思う。

会社が間に入る分、随分割高になるのでは?と想像したが、会場などとタイアップをしているためだろうが、思うほどは高くつかないように思えた。

大体”¥5,000前後/1名、居酒屋で開催~”が多い印象をうけた。
もちろん、会場の設備や飲食の内容、当日に何をやるかで費用も変わってくるから一概には言えないけれど、皆で集まって飲み食いするレベルの出費とそう変わらない。

これなら非常に現実的だ。

イメージ:写真/写真AC

楽しいことには、必ず水面下で、それを準備する大変さが付いて回る。
楽/苦労は表裏一体なのだ。
苦労が嫌なら、お金で解決! これが学生だと厳しいかも知れないが、シニアは大人だから、それも出来る。

気力・体力が落ちてくるシニアにとっては、ありがたいサービスだ。

これから同窓会の幹事をやらなければならないあなた、一度幹事代行会社を検討してみてはどうだろうか。

文=シニアマスター

下へ続く
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