健康な体づくり
つくってみよう常備菜 vol.1
イタリアンの強い味方 バジルソース
日々の食事を助けてくれる常備菜。あと1品、食卓に欲しいというときに役立つ、つくりおきのレシピを実際に編集部でつくり、レポートします。今回はイタリアンには欠かせない「バジルソース」の作り方をご紹介します。
育てやすいハーブの代表「バジル」を使う
豊かな風味が特長的で、トマトとの相性がよい「バジル」。育てるのも容易なことから、家庭菜園やキッチン・ガーデニングでは定番のハーブです。しかし、シニア世代にはどうやって料理に使うのかわからない方も多いのではないでしょうか。「バジルソース」をつくっておけば、さまざまな料理に応用でき、料理のバリエーションが増えます。
材料
- バジル
- ニンニク
- カシューナッツ
- 松の実(お好みで)
- アンチョビ(お好みで)
- オリーブオイル
- 塩
- コショウ
必要な道具
フードプロセッサー
密閉式の容器(ジップロックなどの密閉袋でも可)
松の実、カシューナッツの代わりにクルミでも。分量は自分の好みに合わせながら調整してみる
・バジルの葉を水洗いして、水気を切る。
・バジルの葉、ニンニク、カシューナッツは、あらかじめ粗くカット。
・フードプロセッサーを用意、硬めの材料から詰めていく。
・アンチョビ、バジルの葉を敷き詰め、最後にオリーブオイルをナッツ類が隠れる程度入れる。
・フードプロセッサーで撹拌し、写真程度の状態で一旦止める。塩、コショウなどで味をととのえる。
・さらに撹拌して、写真ぐらいのペースト状になったら完成。
・バジルソースは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存。一週間ぐらいを目安に使い切ります。
バジルソースの料理例
ゆでたてパスタにバジルソースを絡めるだけでジェノベーゼのできあがり。
ホイルを使った酒蒸し焼きにバジルソースをかけてもいい。
チキンや魚のソテーの上にバジルソースを乗せるだけでイタリアンな風合いに変身。
いつもの料理に合わせるだけで、香り高いイタリアンになる便利なソースです。カットしたトマトにバジルソースをまぶせばイタリアンサラダにもなります。一度、つくってみたらクセになること間違いなし。自分でバジルの栽培から取り組んでみれば、おいしさもさらに倍増するかも。
文・写真=弓削ヒズミ(編集部)