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荒木経惟の写真展「荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-」が、7月25日から開催
写真家・荒木経惟さんの写真展「荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-」が、7月25日(火)から東京都写真美術館で開催。荒木さん自らが「陽子によって写真家になった」と語る、自身の妻「陽子」をテーマにした展覧会です。
<センチメンタルな旅> 1971年 東京都写真美術館蔵/提供:東京都写真美術館
荒木経惟の神髄「私写真」を考察できる展覧会
天才アラーキーの愛称で知られる荒木経惟さんは、1960年代から活動を始め、国内外から高い評価を得ている写真家です。テーマや手法は多岐にわたり、これまで、500冊近い写真集を世に送り出してきました。1940年生まれ、すでに80歳に近い年齢ながら、その制作意欲は現在もなお、尽きることがありません。まさに「爺ちゃん婆ちゃん.com」の目指すシニアの鑑のような存在。
今回の写真展は、彼の写真家としての原点という自身の妻「陽子」がテーマ。膨大な作品群から、陽子を被写体とするものや、その存在を色濃く感じさせる多様な作品約1000点超を展示予定。荒木さんが重要視している被写体との関係性を探り、「私写真」について考察していきます。展覧会タイトルの「センチメンタルな旅1971-2017-」は、1971年に出版された私家版の写真集に始まり、現在へと続いている荒木経惟の私写真、そして、写真人生そのものなのかもしれません。
この展覧会のほか、7月8日から9月3日まで東京オペラシティアートギャラリーで「荒木経惟 写狂老人A」展、7月14日から8月31日までラット・ホール・ギャラリーで「荒木経惟 花幽園」展が行われています。今夏は、荒木経惟の写真展めぐりなんていかがですか?
文=弓削ヒズミ(編集部)
【開催概要】
会期:7月25日(火)〜9月24日(日)
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
時間:10時〜18時(木・金曜は20時まで) ※入館は閉館時間の30分前まで
※7月20日(木)〜8月25日(金)の木・金曜は21時まで開館
料金:一般900円/学生800円/中高生・65歳以上700円(※第3水曜日は65歳以上無料)
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害をお持ちの方とその介護者は無料
主催:東京都写真美術館、産経新聞社
公式サイト:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2795.html
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