趣味や愉しみ

東京散歩 Vol.3/老眼めがね博物館

いま話題になっている東京のスポットやイベントに行き、リポートしていく不定期企画「東京散歩」。シニア世代にとって必需品といえば、新聞や単行本などを読むのに欠かせない「老眼鏡」です。南池袋に「老眼めがね博物館」があると聞いて、これは行ってみなければと、さっそく訪ねてみました。

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店内の壁から天井までサングラスが展示されている/撮影:弓削ヒズミ

びっしりと壁を覆い尽くす1万本のサングラス

今回、紹介する「老眼めがね博物館」は、東京屈指のターミナル駅「池袋」駅の南側、ビックリガードの交差点から東通りに入って150mぐらいのところにあります。まず、ビックリするのは、建物の外壁、店内の天井まで、びっしり覆われた大量のサングラス。色、形状、さまざまなタイプのサングラスで埋め尽くされ、その数、1万本近くあるそうです。

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池袋「ジュンク堂」の脇にある東通りを入り、2〜3分ほど歩いた右側に「老眼めがね博物館」はある/撮影:弓削ヒズミ

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色鮮やかなサングラスが所狭しと並ぶ/撮影:弓削ヒズミ

博物館という名の老眼鏡を取り扱う販売店

「老眼めがね博物館」という名前なのですが、じつは既製品の老眼鏡のアウトレット店。「日本一安く、日本一大量に、日本一種類豊富で、日本一やさしく、日本一質素に」をモットーにしており、老眼鏡が48円〜、遠近両用195円〜、高級素材のチタンフレーム2950円、形状記憶合金1500円など、いずれも桁外れな安さです。

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どの商品を見ても安くて魅力的な値段、ついつい手が出てしまう/撮影:弓削ヒズミ

遠方からバスツアーで買い求める人たちも

その安さと品数の多さもあり、遠方から観光バスツアーで、買い求めに来るお客さんたちもいて、「老眼めがね博物館」には、年間12万人が訪れるといいます。しかも初めて来店したお客さんには、老眼鏡などを無料進呈するというから驚きです。年間、2万本の老眼鏡をプレゼントしているとのこと。「せっかく来ていただいのですから」と、お店の主人・武井さんは言います。

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初めて来店する人には老眼鏡やサングラスが無料進呈される/撮影:弓削ヒズミ

鉄道や諸官庁で忘れ物となった老眼鏡を修理・調整したり、工場や問屋からの展示品や返品された老眼鏡を再生検査したものを無料進呈しているそうです。また、売り上げの一部を、海外の戦争や貧困で苦しんでいる地域に寄付するなど、老眼鏡を通じたボランティア活動も積極的に行っています。

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男性用・女性用、度数別と、種類も豊富に揃えられている/撮影:弓削ヒズミ

とにかく、店内に陳列されたメガネの数々に圧倒され、あれも、これもと目移りしてしまいます。きっと、アナタのおメガネに適う「メガネ」と出会えるかもしれません。もし、迷ったとしても、複数買ってもお財布にやさしいのが素敵です。一度、お出かけになってはいかがでしょう。

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メガネに囲まれた店内を見るだけでも価値ありのスポット/撮影:弓削ヒズミ

文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2017年7月4日取材


老眼めがね博物館
場  所=東京都豊島区南池袋3-16-9
営業時間=10時30分~19時00分、水曜定休
交  通=JR線、西武新宿線、東武東上線、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線「池袋」駅下車徒歩数分

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