趣味や愉しみ
東京散歩Vol.6/清瀬ひまわりフェスティバル
いま話題になっている東京のスポットやイベントに行き、リポートしていく不定期企画「東京散歩」。今回は約10万本のひまわりが咲き誇る「清瀬ひまわりフェスティバル」へ行ってきました。8月も残すところ、あと、わずか。夏の風物詩を堪能してみませんか。
「第10回 清瀬ひまわりフェスティバル」の様子/撮影:弓削ヒズミ
10万本のひまわりの花が咲き誇る
清瀬市では、2017年8月19日(土)から9月3日(日)まで「第10回 清瀬ひまわりフェスティバル」が行われています。2008年から始まり、今年で10回目。24,000平方メートルの農地に、約10万本のひまわりの花が咲き誇り、その光景は圧巻です。
畑一面に広がるひまわりの花と青空のコントラストが美しい/撮影:弓削ヒズミ
一般的に、東京近郊では、ひまわりの見ごろは7月下旬から8月初旬なのですが、このフェスティバルでは、8月下旬に花が見ごろとなるように、種を植える時期をずらしています。種植えには近隣の小学生たちが手伝ったり、市をあげてのお祭りです。東京で、ひまわり畑を見られるのは、おそらく、これが最後のチャンスとなるのではないでしょうか。
ひまわりの花に誘われ、ミツバチも飛来。屋上でミツバチを飼育している清瀬市役所から来たものか?/撮影:弓削ヒズミ
シニア層、家族連れ、カップルなど、老若男女さまざまな来場者で賑わっていました。自分の背丈よりも高い花々に囲まれる非日常的な空間に、大人といえども心からワクワクしてきます。きっとSNS映えする写真も撮れるので、遠方のお孫さん、友人たちに自慢できる写真を撮って、送ってみるのもいいかもしれません。カメラの腕に自信があるなら写真コンテストに参加するのもありです。
自撮り棒で友だち同士ツーショット、いま流行りのインスタ女子たちもたくさん/撮影:弓削ヒズミ
会場では、ひまわりの苗、近隣で採れた新鮮な農産物、清瀬市の特産品などを販売するスペースや、屋台、休憩所などもあるので、ゆっくりと、ひまわり鑑賞を楽しめます。土日には、キッチンカーによる出店もあるようです。
見晴らし台が設置されているので、そこから見る景色もおすすめ/撮影:弓削ヒズミ
平日にもかかわらず、来場者が多く、行き帰りのバスはかなり混み合いました。午前中の早い時間か、時間に余裕を持って行くのがいいかもしれません。土日には、清瀬駅北口から無料のシャトルバスが出るそうなので、そちらも利用しましょう。それから、会場は、本来は農地なので、けして足元が良いとは言えません。歩きやすく、汚れてもいいような靴がおすすめです。
とにかく会場は広いので、慌てることなく、ゆっくりと回ってみよう。そして、熱中症にも気をつけること/撮影:弓削ヒズミ
最後の夏の思い出づくりに、ひまわり畑に行ってみてはいかがでしょう。
文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2017年8月21日取材
第10回 清瀬ひまわりフェスティバル
期間=2017年8月19日(土)〜9月3日(日) 午前9時〜午後4時 ※会場は午後4時に閉門
会場=清瀬市下清戸3丁目地区
交通=西武池袋線「清瀬」駅北口より[清61系] グリーンタウン清戸経由・志木駅南口行き「グリーンタウン清戸」下車、徒歩6分
東武東上線「志木」駅南口より[清61系] グリーンタウン清戸経由・清瀬駅北口行き「下宿入口」下車、徒歩3分
土日のみ「清瀬」駅北口より無料シャトルバスのバス停下車、徒歩7分