趣味や愉しみ
東京散歩Vol.8/昭和記念公園コスモスまつり2017
いま話題になっている東京のスポットやイベントに行き、リポートしていく不定期企画「東京散歩」。今回は立川市、昭島市にまたがる国営昭和記念公園の「コスモスまつり2017」へ行ってきました。10月いっぱいまで花の見ごろは続くので、まだまだ、楽しめます。可憐に咲く、ピンク、白、黄色など色とりどりのコスモスを見に行きませんか。
キバナコスモスの蜜に誘われてタテハチョウが飛来/撮影:弓削ヒズミ
首都圏最大級550万本のコスモス
日本を代表する国営公園・昭和記念公園では、毎年、「コスモスまつり」が行われ、今年は9月16日(土)から10月29日(日)まで開催されます。コスモスの花は、およそ550万本にのぼり、都内はもとより首都圏でも最大級のスケールです。
平日にも関わらず、咲き誇るコスモスを見に来る家族連れ、シニアのグループが多かった/撮影:弓削ヒズミ
コスモス畑は、公園内3カ所に分かれていて、各エリアごとに見どころが変わります。
「花の丘」は、丘の傾斜一面にピンクや白の花々が見事に咲き誇ります。
「花の丘」にはドワーフセンセーションという背丈の低い品種が植えられ、ピンクや白など、色とりどりの花が丘一面に咲く/撮影:弓削ヒズミ
「原っぱ東花畑」は、キバナコスモスのさわやかなレモンイエローの花が一面に広がります。
取材時には、かなり咲き切った感じになっていた「原っぱ東花畑」だが、キバナコスモスのレモンイエローが青空に映えて、とてもきれいだった/撮影:弓削ヒズミ
「原っぱ西花畑」は、黄色、ピンク、白など、色とりどりの4種の花々が並びます。
彩りが豊かな「原っぱ西花畑」では、見るポジションによって、さまざまな表情が楽しめる/撮影:弓削ヒズミ
形状、色、大きさなど、品種ごとに花の魅力もあり、どの品種が自分好みなのか探してみるとおもしろそうです。また、品種によって、開花時期が異なるので、期間中、何度か通ってみるのもおすすめです。3カ所以外にも渓流広場レストラン南側にある「コスモス見本園」でも、チョコレートコスモスをはじめ30品種のコスモスが出迎えてくれます。
「コスモス見本園」には、30品種のコスモスが一堂に集められている/撮影:弓削ヒズミ
秋の都市緑化月間の10月22日(日)、10月29日(日)の両日は、昭和記念公園の入園料は無料となっています。また、11月5日(日)には、コスモス摘み取り体験が予定されているので、家族連れで行くのもおすすめです。
「秋桜」と書いてコスモスと読ませるようになったのは、山口百恵さんの名曲「秋桜」からだと言われている/撮影:弓削ヒズミ
昭和記念公園は、東京ドーム約40倍の面積がある広い公園です。歩きやすい服装と靴で出かけましょう。園内には休憩スペースやフード店もあるので、こまめに休憩を取りながら、秋を代表する花、コスモス鑑賞を楽しんでください。
一面に咲くコスモスを見ながら、のんびりと秋の日を過ごす贅沢/撮影:弓削ヒズミ
※天候状況によっては、花の見ごろの時期がずれることがあります。またイベントも変更や中止になることもあるので、出かける前に公式サイトで確認してください。
文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2017年10月10日取材
昭和記念公園コスモスまつり2017
期間=2017年9月16日(土)〜10月29日(日)午前9時30分〜午後5時00分(11/1〜2月末日は午後4時30分閉園)
会場=国営昭和記念公園
交通=
あけぼの口(JR中央線・立川駅より約10分、多摩都市モノレール・立川北駅より徒歩約8分)
立川口(JR中央線・立川駅より徒歩約15分、多摩都市モノレール・立川北駅より徒歩約13分)
西立川口(JR青梅線・西立川駅より徒歩約2分)
昭島口(JR青梅線・東中神駅より徒歩約10分)
玉川上水口(西武拝島線・武蔵砂川駅より徒歩約25分)
砂川口(西武拝島線・武蔵砂川駅より徒歩約20分)