健康な体づくり

暑い夏には、冷凍ペットボトルがあると便利

連日、気温30度以上の暑さが続き、心配なのが熱中症。手軽に準備できる熱中症対策のアイテムとして、「冷凍ペットボトル」をおすすめします。身体を冷やす道具として、また外出時には保冷剤代わりとして、夏場にあると便利なのが「冷凍ペットボトル」です。

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イメージ/撮影:弓削ヒズミ

あると便利な冷凍ペットボトル

今年は、例年よりも早い梅雨明けで、気温30度以上の暑い日が続いています。7月18日には岐阜県多治見市で40.7度を観測するほどの暑さです。今年はまさに酷暑なのかもしれません。度を超えた暑さは、シニアのみならず、体力や水分を奪い、熱中症などの健康被害にもおよびます。そこで、この夏に用意しておきたいのが「冷凍ペットボトル」です。

冷凍ペットボトルの作り方

実際にペットボトルを凍らせてみましょう。用意するのは、飲み終えた空のペットボトルだけ。あとは水を入れて冷凍庫に入れれば終わり。とても簡単です。

【用意するもの】

ペットボトル(500ml、1000mlなど)/水

【作り方】

  1. 飲み終えたペットボトルの中をよく洗って乾かしたものを用意。
  2. ペットボトルの9割程度水を入れる。目一杯入れてしまうと氷が膨張してペットボトル破損に繋がります。
  3. キャップをして冷凍庫へ。横倒しにせず、立てて入れる。5〜8時間程度で凍ります。

ペットボトルですが、基本としては冷凍にすることを前提に作られていないので、何度も使うと劣化の恐れがあります。2〜3回使ったら、新しいペットボトルに変えましょう。

※できるだけ冷凍用ペットボトルの使用をおすすめします。

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イメージ/撮影:弓削ヒズミ

冷凍ペットボトルの使いどころ

冷凍ペットボトルの利点は携帯性に優れている点です。屋外に出かける時に持っていくことができます。

例えば、買い物バッグやクーラーボックスの保冷剤代わりにしたり、屋外の音楽フェスやスポーツ観戦など、屋外で身体を冷やしたり、いろいろ使い道があります。

もしも屋外で熱中症かも?と思った時も、以下のような冷凍ペットボトルを使った応急処置が有効です。

【対処方法】

  1. 風通しのいい日陰で横になります。
  2. ベルトや靴下など身体を締め付けるものは外します。
  3. 冷凍ペットボトルで「首」「わき」「鼠径部(そけいぶ)」を冷やします。
  4. スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給。一気に飲まず、少しずつ摂取。

打ち身や捻挫などのケガをした場合も、患部を冷やす「アイシング」にも使えます。

もちろん、氷が溶けてきたら飲料として活用することもできるので、レジャーやハイキングなど、長時間屋外に出かける時には、冷凍ペットボトルを携行すると便利です。この夏、ぜひ、お試しください。

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イメージ/撮影:弓削ヒズミ

文=弓削ヒズミ(編集部)


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(2019年3月25日追記)

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