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シニアチアの祭典「シニアチアフェスタ2018」

いま、テレビや雑誌でも注目を集めている「シニアチア」。そのシニアチアの祭典「シニアチアフェスタ2018」の様子を、また今年も取材させていただきました。チーム平均年齢60歳、美しさとダンスに年齢は関係ないようです。華麗なるチアダンスをご覧ください。

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2018年10月28日に横浜・関内ホールで行われた「シニアチアフェスタ2018」。演技をしているのは「ジェスカ横浜ビースタイルガンマ」/撮影:弓削ヒズミ

全21チームが煌びやかに踊るドリームステージ

日本シニアチア協会が主催する年に1度の大会「シニアチアフェスタ」が、2018年10月28日(日)、横浜・関内ホールにて開催されました。出場チームは、東京近郊を中心に、愛知県、宮城県など、今回は初めて福岡県からもエントリー。全21チームが、日頃の練習成果を披露しました。

今回、シニアチアフェスタの前売チケットは全席ソールドアウト。最近のシニアチア人気の証拠なのか、ホールの前には、開場時間前から多くのお客さまが並び、客席は、あっという間に埋まっていました。開演前だというのに、客席からは、早くもすごい熱気が伝わってきます。

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会場前にはすでに行列となり、定刻よりも5分早く開場となった/撮影:弓削ヒズミ

大会オープニングは、日本シニアチア協会オフィシャルユニット「Team JSCA(チーム ジェスカ)」によるデモンストレーションからスタート。トップチームならではの力強く華麗なダンスを披露してくれました。出場チームと審査員を紹介した後、すでに恒例となった「エンジョイ・フェスタ!」コール。ステージと客席の全員で手を挙げながら大きな声で会場は一体となりました。ステージと客席が一緒に盛り上げるのがフェスタの醍醐味ではないでしょうか。

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平均年齢60歳、日本シニアチア協会オフィシャルユニット「Team JSCA(チーム ジェスカ)」のチアダンス/撮影:弓削ヒズミ

いよいよ本編が始まりました。トップを飾るのは、昨年と同じ「東急セミナー BE たまプラーザ・Windy-α(ウィンディアルファ)」の皆さん。チーム最高齢74歳が所属する元気なチームです。この後、最高齢80歳を擁する「ジェスカ エンジェルス」、同じく80歳がリーダーの博多のチーム「グランチア」など、次々とチームが登場し、素晴らしいチームワークの素敵なダンスを披露してくれます。

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さまざまなスタイルでチアダンスを披露するチーム。個性あふれるパフォーマンスと笑顔でお客さんたちを盛り上げていった/撮影:弓削ヒズミ

審査が終わり、結果の書かれた封筒が各チーム代表者に配られます。全チームで一斉に開封すると、それぞれ歓喜の声が上がります。「チアスピリット賞」「チームワーク賞」「フォトジェニク賞」「ベストスマイル賞」「審査員特別賞」「準日本シニアチア協会賞」「日本シニア協会賞」と、各賞にごとに記念品が贈呈されました。今年2018年の日本シニアチア協会賞は「ジェスカ横浜ビースタイルガンマ」の皆さんでした。

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日本シニア協会賞を手に入れた「ジェスカ横浜ビースタイルガンマ」は、チーム結成4年、最初は7人でスタート。年々、メンバーも増やし、実力を伸ばしたてきた/撮影:弓削ヒズミ

大会終了後、日本シニアチア協会の代表理事・渡邉映衣子さんにお話を聞いたところ「各チームがレベルアップをしており、シニアチアのさらなる可能性が感じられました」とのこと。シニアチアフェスタの取材を続けて3回目、回を重ねるごとにダンスのレベルが上がっているように感じました。

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シニアチアの楽しさを広める役割を担う、アラウンド70の協会公式ユニット「JSCA masters(ジェスカ マスターズ)」。年齢を感じさせない動きと発声で華麗なパフォーマンスをみせてくれた/撮影:弓削ヒズミ

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唯一の男性出演者ユニット「JSCA BLAST(ジェスカ ブラスト)」。男性ならではのダイナミックな動きが、お客さんたちを惹きつけた/撮影:弓削ヒズミ

各チームとも新しい挑戦に取り組んでいるようで、皆さんの絶え間ない向上心に敬服します。3番目に登場した「チーム Rose エナジー」は、今年の福井国体で式典演技を行ったそうなので、シニアチアのチームが、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの式典に登場するのも夢ではないかもしれません。ぜひ、世界に元気な長寿大国「ニッポン」をアピールしてもらいたいものです。

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圧巻のフィナーレは、協会オフィシャルユニット総出演によるチアダンス/撮影:弓削ヒズミ

文・写真=弓削ヒズミ(編集部)2018年10月取材


日本シニアチア協会

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