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《シニア・シネマ・リコメンドVol.11》 『九十歳。何がめでたい』

爺ちゃん婆ちゃん.comが厳選した新作映画をご紹介するシリーズ《シニア・シネマ・リコメンド 》。今回はシリーズ累計178万部、佐藤愛子の大人気エッセイを映画化した『九十歳。何がめでたい』をご紹介します。

Ⓒ2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 Ⓒ佐藤愛子/小学館

 

 90歳になり断筆宣言をした佐藤愛子。鬱鬱と過ごしている折、変わり者編集者の吉川真也と出会います。毎回全力でぶつかってくる吉川に対し、若干鬱陶しいと感じながらも佐藤愛子の気持ちに変化が起きてきます。
 また今日、時代とともにテクノロジーは進歩し、どんどん便利になっています。しかし、科学技術の進歩よりももっと大切なものがあると、佐藤愛子さんはこの映画の中で語っています。
 人生100年時代に人はどう生き、どう快適に過ごすのか。そのヒントがこの映画の中に隠されています。 年齢問わず全ての人に観て欲しい映画です。

Ⓒ2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 Ⓒ佐藤愛子/小学館

Introduction

 歯に衣着せぬ物言いで人気の直木賞作家・佐藤愛子。昨年100歳を迎えた彼女のベストセラー・エッセイ集『九十歳。何がめでたい』『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を原作に、90歳を迎えた草笛光子が、エネルギッシュかつチャーミングに等身大の佐藤愛子を熱演し、映画化!彼女を支える頑固な中年編集者・吉川真也役に唐沢寿明、愛子の娘・響子役に真矢ミキ、さらに豪華キャストとゲストが多数登場!映画『老後の資金がありません!』で老若男女の共感を呼んだ前田哲監督がメガホンをとり、2024年No.1の笑いと共感の痛快エンターテイメントをお届けします!

Ⓒ2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 Ⓒ佐藤愛子/小学館

STORY

 数々の文学賞を受賞してきた佐藤愛子。90歳を過ぎ断筆をして人付き合いも減り、鬱々と過ごしていたところに、中年の編集者・吉川がエッセイの依頼を持ち込む。「いちいちうるせえ!」と世の中への怒りを赤裸々に書いたエッセイは意図せず大好評となり、愛子の人生は90歳にして大きく変わっていくのだが・・・

作品情報

『九十歳。何がめでたい』 
公式サイト https://movies.shochiku.co.jp/90-medetai/
原作:佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館刊)
出演:草笛光子 唐沢寿明 藤間爽子 片岡千之助
監督:前田哲 
配給:松竹

― 6月21日(金)全国公開

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