「第49回 文京つつじまつり」2018年4月7日（土）〜5月6日（日）根津神社（東京都文京区根津1-28-9）にて開催／撮影：弓削ヒズミ

色鮮やかな、つつじの花を愛でる

これから5月のゴールデンウィークにかけて、都内では数多くの「花のお祭り」が開催されています。なかでも「つつじ」は品種も多く、開花時期が長く楽しめます。今回、文京花の五大まつりの一つである「文京つつじまつり」に行ってきました。

乙女稲荷神社へと続く参道に奉納された鳥居と、つつじのコントラストがとても美しかった／撮影：弓削ヒズミ

根津神社の「つつじ苑」は、約2,000坪の面積に、早咲きから遅咲きまで、約100種3,000株のつつじが植えられ、濃いピンク色、鮮やかな赤、薄紫、白など、色とりどりの花が咲き誇ります。平日の昼間、ご夫婦連れ、シニアのサークル、外国からの観光客など、たくさんの来場者が、つつじの花を愛でていました。

苑内のつつじは約100種。同じ、つつじでも花の大きさ、形、色などが異なり、違いを楽しむことができる／撮影：弓削ヒズミ

つつじは境内からも観賞できますが、ここは、寄進料200円を払って「つつじ苑」に入苑するのをおすすめします。斜面の上から苑内を俯瞰すると、絨毯のような色鮮やかな花々が広がり、見事な景観です。来場の皆さんは、思い思いに記念撮影を楽しんでいました。

苑内全体を見下ろせるポイントは、絶好の撮影ポイント。スマホでの自撮りや一眼カメラで撮影する人たちで賑わっていた。ちなみに苑内での三脚を使った撮影は禁止／撮影：弓削ヒズミ

今年の東京は、桜の開花が早かったように、他の花も開花が早まっています。つつじも同様で、例年よりも開花時期が早くなっているようです。取材で伺った4月20日時点で、すでに遅咲きの品種もかなり咲き始めていました。

満開になった、つつじの木は、まるで色鮮やかな鞠のようにも見える／撮影：弓削ヒズミ

5日6日（日）までの「文京つつじまつり」期間中は、根津権現太鼓、甘酒茶屋、演芸などのイベントが行われているので、文京区のホームページを確認して、出かけてみるのもいいでしょう。

4月20日時点での苑内全景／撮影：弓削ヒズミ

文・写真＝弓削ヒズミ（編集部）2018年4月20日

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文京つつじまつり
期間＝2018年4月7日（土）〜5月6日（日）
会場＝根津神社（東京都文京区根津1-28-9）
（つつじ苑は、まつり期間中9時00分〜17時30分／寄進料200円）
交通＝東京メトロ千代田線「根津」「千駄木」駅より徒歩5分、東京メトロ南北線「東大前」駅より徒歩5分、都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩10分

※会場へは公共の電車・バスなどをご利用ください。