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運転免許自主返納のメリット・デメリット 全国の特典一覧【2023年】
運転免許証を自主返納した際のメリットデメリット、返納した際の特典の内容を各都道府県別にまとめました。自主返納するかどうかを迷っている人は必見です!
ドライブレコーダーの普及や高齢化が進む今、テレビでは連日のように高齢者の事故のニュースを目にします。事故の原因は様々ですが、ブレーキとアクセルの踏み間違えや逆走など、高齢者に多い事故も多く目立ちます。家族から免許証の自主返納をすすめられたり、「自分もそろそろ返納した方がいいかも・・」と迷われている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、運転免許証を自主返納した場合のメリット・デメリットを考えていきたいと思います。
返納した場合に適用される特典内容が分かるの一覧(全国)も、まとめてありますので、自分の自治体の特典もチェックしてみてくださいね。
自主返納のメリット
1.安全性の向上
高齢者は運転技術において、若者に比べて反応速度や判断力が低下する傾向があるため、交通事故のリスクが高くなります。
2. 経済的メリット
毎月発生する駐車場代や燃料費をはじめ、自動車保険料や車検代などの維持費用を削減することができます。
3. ストレスの軽減
高齢者は運転に自信がない場合や、交通事故を起こすことを恐れて不安を感じることがあります。自主返納することにより、本人だけでなく、家族を安心させることができます。
自主返納のデメリット
1.買い物や長距離・雨の日の移動が大変になる
大量の荷物になる買い物や長距離移動、雨の日の移動の際に車は大変役立ちます。免許を返納することで、重い荷物などを自分で運ばなければならなくなるので買い物が不便になる可能性があります。
2. 交通アクセスの制限
公共交通機関が十分でない地域や、移動に時間がかかる場合があるため、免許返納により、今まで行けていたところに行きづらくなる可能性があります。
3.社交的機会の低下
普段、趣味や地域交流などで車を使用している方は、免許返納により、交通手段が減る為、社交的な機会が減少する可能性があります。
全国の運転免許自主返納特典
運転免許証を自主返納すると、代わりに運転経歴証明書をもらえます。
運転経歴証明書は身分証明書として使うことができます。
また、運転経歴証明書や各自治体が発行している証明書を特定のお店やサービス機関に見せると、医療費負担が抑えられたり、交通機関やレジャー施設の利用が割引になるなどの特典が受けられます。
協賛店や特典の内容は、各自治体や各都道府県の警察のサイトなどで確認できるのですが、自治体によって特典を確認できるサイトの場所や見方も全然違い、正直どこを見ればいいかがすぐに分からない自治体も多いです。そこで今回、各都道府県の自主返納サポート事業の内容が分かるリンクをまとめましたので、是非ご自身の自治体の協賛店や特典内容をチェックしてみてください。
〇都道府県名をクリックすると、運転免許証の自主返納について詳しく書かれているサイトが見れます。
〇各都道府県の「特典内容へのリンク」部分をクリックすると、詳しい特典内容が分かるサイトやページが見れます。