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《コラム》ダボハゼ見聞記 第22回『パソコン修理顛末記』
七つの顔をもつヴォーカル・パフォーマー、ダボハゼのぺぺさんが、好奇心の赴くまま、自ら見て、聞いて、体験したことを、シニア世代の本音として、また団塊世代の視点で綴る不定期連載コラムです。今回のテーマは、『パソコン修理顛末記』です。
画面が真っ黒!
パソコンが壊れた!!起動するが、画面が真っ黒! オイラのノートパソコン、もう14年目だ。ダイナブック、OSはウィンドウズビスタ。もうメーカーのフォローもない。修理部品もない。バージョンアップも面倒でしてこなかった。でも、今までネット、メール、ワード、エクセル、写真保存と十分働いてきてくれた。これでおさらばだなんて切ない。オイラの過去14年間の大げさに言えば人生が詰まっている。
道は2通り
何とかできないか?道は2つ。一つは、新しいパソコンに買い替え、過去の情報を引っ越しさせること。二つ目は、修理に出し、このまま使うこと。実は、こういうこともあろうかと思い、iPad mini 4を購入し、メールも同期させていた。従って、ネット、メール、文章作成など、パソコン並みの機能、いやそれ以上かも?なにしろ、文章作成は口頭で入力出来るし、印刷もエアプリントだ。プリンターは、今年買い替えたが、オイラのパソコンでは、エアプリントができない。ところがこいつは優れもので、エアプリントできるので、今までパソコンで文章を作成したら、iPadに送って印刷していた。バカみたいな手間をかけていた。話が横道にそれた。
問題は・・
問題は、パソコンの情報をUSBメモリーに全部保存していないこと。ここのところ、5、6年分は保存し忘れている。また、iPadにパソコンの情報は入れてないし、メールも過去のものは消えてしまう。
新しいパソコンに今までの情報を引っ越すには、基本3万円、情報量によってはプラスとなる。また、パソコン修理費も5万ほどかかると言われた。修理しても寿命はそんなに長くないだろう。果たして、どちらを選択すべきか?
オイラの分身
パソコンという無機質のツールだが、14年も使っていると妙に愛着が湧いてくるから不思議だ。オイラの過去の行動、考え方、実績が詰まっていて、これが消えてしまうと、オイラの身体の一部をもぎ取られてしまうような感じがするのだ。
ということで、この老いぼれパソコンを修理して引き続き使うことにした。もっとコスパのいい古いパソコンでも修理する業者をネットで探していたら、たまたま千葉のA業者が見積もってくれた金額が1万5千円とのこと。単に、バックライトの配線が焼けていたとの調査結果だった。普通、修理に出すと、あそこもここもと余分な修理代を請求されるのがおちだが、ここはポイントのみ。いやあ、良心的だなあ、感心した。
ということで、修理期間も迅速!送ってから3日ほどで帰宅しました。お互い、労わりながら、老いぼれパソコンと老いぼれクラウン、どちらが先にくたばるか、頑張ろう!!
文=ダボハゼのペペ
■ Profile ■
ダボハゼのペペ(だぼはぜのぺぺ)
東京都江戸川区の小岩生まれ。年齢不詳。クラウン、日本シャンソン協会正会員、元・笑い療法士など、七つの顔をもつヴォーカル・パフォーマーとして、福祉施設や老人ホームなどでボランティア活動を行う。シャンソン歌手としてライブにも出演。2010年より「カーボンオフセット・コンサート・アソシエーション」を立ち上げ、地球温暖化防止推進団体へ寄付するためのコンサートを主催する。
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